
主治医の勧めで、昨年末、骨密度の検査を受けました。
もう、皆さん、ご存じだと思いますが、骨粗鬆症は、
人間に起きる自然現象で、加齢も原因のひとつと考えられていて、
老化により、骨の形成されるスピードが遅くなるために
骨量が、徐々に減少し、 骨粗鬆症が起こると言われています。
私の検査の結果は、111%という 嬉しいビックリなものでしたが、
骨粗鬆症になると、ちょっとしたことでも、骨折しやすくなります。
内閣府が、2015年6月12日付で発表した
最新版(2015年版)の「高齢社会白書」では、
高齢者による事故は、その7割強ほどが、住宅内との結果が出ています。
そして、事故のきっかけは、
居室や階段などで歩行していた時の転倒・転落が多く、
その際に、手足をついて、骨折などの大怪我に至る場合があります。

(内閣府・(2015年版)「高齢社会白書」より)
加齢とともに 骨密度の減少を防ぐことや、
普段の住宅内での動線である所の
床などにモノを置かないことも、
この様な事故で、大怪我にならないようにするには、大切だと思います。
しかし、最近では、骨密度が正常の範囲であっても、
骨折する人がいることが明らになっているそうで、
個人レベルでの骨折リスクには、
様々な要素が組み合わさっている事が認識されています。
そこで、WHOは、今後10年間の骨折リスクを評価する方法として、
FRAXという質問票を開発しました。
今後10年間で、どれくらいの骨折リスクを持っているかを
知るヒントとして活用されて下さい。
(FRAXは、骨粗しょう症の有無を判断するものではありません)
FRAX™質問票は こちら → FRAX™