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287,450円の行方

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コロナ前には、自転車で
街中をあちこち走り回っていた
ボランティアに精を出していた
今、91歳のAさん。
コロナが少し落ちつた89歳の時に
自宅で転倒し手術してからは、
自転車には乗れるものの、
歩行は摺足のようになって、
それまで遣り甲斐を感じていた
ボランティアにも行けなくなっただけでなく、
これまで、自身で管理していたお金も、
離れたところに住む子が管理をするようになり、
週に一度、手渡される15,000円で
やり繰りをするようにされてしまって、
大好きな花などを買い、
1週間分のお金が足りなくなって
子に追加のお金が欲しいというと、
物凄く怒られてしまう、
2月に一度、
287,450円の年金が口座に入るのに
なぜ、それで自分の好きな物も買えないのか、
子から自分が貰っているお金を差し引いた
残りは孫の学費に使われているのはおかしい、
一緒に暮らしているわけでもないので
そんなに面倒もかけていないと思っているのに
年をとると、自分のお金も自由に使うことを
仕方がないと諦めないといけないのか・・・と
私に愚痴を言いに来られました。

他人の私から見ると、
転倒よる怪我から、
少しご不自由にはなられたけれど、
まだまだ、しっかりされていて、
自立した生活ができてらっしゃると思うのですが、
親子の関係性や、
そうなった経緯というのが分からないので、
高齢者を狙う詐欺が多いから、
お子さんが心配されてのことじゃないですかね?
としか言いようがなかったけれど、
これを自分に置き換えたら、
たぶん、Aさんと同じような不満を持つと思った。
全部とまではいかなくても、
普段より少し贅沢したいときなどに
自由に使えるお金くらいは、
手元に置いていたいと思うのではないかと。

きっと、
Aさんもご家族との話し合いの中では、
納得をして承諾し、
今の様な形になったのだと思います。
でも、それをしていく中で、
不満や不便が出てきたら、
都度、親子で話し合って
互いの折り合いをつけて変えていくことも
必要なのかもしれません。
『諦め』の気持ちを持って
『仕方ない』を重ねて暮らしても
前向きな気持ちにはなれないし、
楽しい毎日にはなりませんものね。






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