
「親が元気なうちに一緒に片づけをしないと」
と思ってはいたけれど、
まだまだ元気に暮らしているのだからと、
その機会を後回しにしていたが、
突然に別れの日がやってきて、
思い出がいっぱい詰まった実家の中、
そのままにしておきたいという気持ちもあるが、
公的期限までに整理をしなければいけないものもある。
主がいなくなった家をそのままにもしておけない。
悲しんでばかりはいられない。
思い出に浸ってばかりはいられない。
大切にしていたものだけでも
手元に置いておきたいが、それも分からない。
どうして、こうなる前に
一緒に片づけをしておかなかったのだろう。
後悔してももう遅いが
自分のしてきたことが悔やまれる。
残された子の思いは
悲しみと後悔でいっぱいで涙する方も多い。
これも、親が身を持って教えてくれたこと。
「そのうち始めよう」と
タイミングを逃してまわないように。
自分の子には同じ思いをさせないように。
元気なときから少しずつでも、
整理をしていきましょう。
ご自分がしないでいると、
遺品整理をする遺族が、
その負担を背負うことになってしまいます。


シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living