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聴いて得るモノは大きい

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片付けの作業をしながら、
お客様のこれまでの人生のお話を
聴かせていただくのが私は大好きです。
イキイキと話されているお顔も素敵なんです。
この間も、学校を卒業して、
東京に出てきて、結婚をして、
家を買って一生懸命に働いて
家のローンを2年で返したこと、
その間にご苦労もあったけれど、
楽しかった事、嬉しかった事などなど、
沢山、お話を聴かせていただきました。
いやぁ、やはり、人生の先輩。
沢山の学びを得られて有難かったです。

学びをいただいていて、なんですが…
こういった会話、
私だけが「良い」ことがあった
というのではないのです。
実は、高齢のお客様にとっても
「良い」ことがあるのです。
それは、脳の活性化。
人は、過去に自分が、
楽しかった、嬉しかった出来事や
苦労した出来事などを思い出しながら話すと、
低下した脳機能が活性化するといわれているのです。
この思い出を語る行為を療法として実践するのが、
アメリカのある精神科医が
1960年代に提唱した心理療法である「回想法」です。
継続して行うと認知機能の改善に効果があることが分かっています。

高齢になると、
ついさっき起きた出来事を忘れたりするのに
昔の同じ話を繰り返し話したりします。
それが、自分の親となると、
「何度、同じ話をするの!?」
と言ってしまいがちですが、
昔話を聴くことで、
親の脳の活性化になるのです。
けれど、それには、
「聞く」ではなくて、
親の立場になって気持ちに共感しながら
「聴く」ことが大切です。

親は、子の事を一番よく知っている人生の先輩、
そして、「老い」を身をもって教えてくれる人でもあります。
お盆に帰省された際には、
自分の子供の頃の話など、
親の昔話を聴いてみると、
これまでとは違った方向から
物事が見えるかもしれません。
そして、そこから、
「老い」というものを学んだり、
「これからの人生のヒント」を
得られるのではないかと思います。
親の輝いていた頃の話を
是非、聴いてみて下さい。
イキイキとした素敵な親御さんの顔も見られますよ。
聴いて得るモノは大きいのです。




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