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「しない」のではなく「してあげられない」のです。

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お客様の中には、
「申し訳ないけれど・・・」と、
私の本来の仕事以外の事を
やって欲しいとお願いする方がいらっしゃいます。
勿論、私の出来る事であれば、
快くして差し上げます。
そうすると、
「ヘルパーさんは、してくれなくてね。」
と仰る方もいらっしゃるのです。
私は、介護保険サービスでの
仕事をしているわけではないので、
自分が出来る事であれば、
お引き受けする事ができますが、
介護ヘルパーさんには規則があって、
「してあげられない」事があるのです。
その事を説明すると、
「そうだったのね。」と納得はされますが、
介護ヘルパーさんが、
出来る事と出来ない事の
区別は理解しにくい様です。

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例えば、掃除は、
介護者が使う部屋だけはOK。
けれど、窓ふきは、
日常生活に必要でないとされ、
大掃除に入るのでしてはいけない。
といったように
必要最低限のことしか出来ないのです。
ヘルパーさんと話をしていると、
「規則という線引きがないと
収拾がつかなくなってしまうけれど、
窓の外の景色が見たいと願う人の
汚れた窓を拭いてあげられないのは心が痛む。」
と、利用者さんと規則という縛りの間で、
もどかしい思いをされている方が
沢山いらっしゃいます。

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生活援助の介護ヘルパーの仕事は、
お手伝いさんと同じではありません。
調理や掃除・買物の代行というような
身体的なもの以外の身の回りの事で、
利用者本人の出来ない部分を代行する事です。
そして、それには規則という縛りがあるので、
「しない」のではなく
「してあげられない」こともあります。
とは言っても・・・、
「日常生活に必要」となるものは、
これまでのそれぞれの生活のスタイルがあるので、
利用者さんの要望が、
規則の縛りから外れてしまうこともあるのでしょうけれど、
「してくれない」ではなくて、
「頼めないこと」と理解され、
表現される方が増えるといいなと思います。



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