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『安心・安全』を求めて猛勉強中のおばあちゃん

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自転車の前カゴに
沢山のパンフレットと筆記用具を入れて、
元気良くやって来た高齢の女性。
いつもお元気でパワー全快!に見えますが、
けれど、ご自身は脊椎圧迫骨折で背骨が曲がった状態で、
認知症のご主人の介護をなさっているのです。
その日々の暮らしの中で、
住み慣れた我が家に不安や不便、危険を感じ、
介護保険住宅改修費を使って、
今より少しでも、
『安全で安心な住環境』にするために
ショールームに行って、
実際の商品を見てみたり、
パンフレットを集めて読んで勉強をして、
私の所にその成果を話に来られるのです。

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この女性(写真はイメージです)が、
不安や不便、危険を感じている場所は、
家の中の段差、部屋の扉の開閉、
浴室、トイレなどなど・・・
ご夫婦2人分の住宅改修費では、
とても補えないので、
1ヵ所にかかる費用を少しでも抑えて、
その分を他の場所にと考えていらっしゃるようです。
そんな事は、担当のケアマネジャーや、
施工業者に相談をすればいいんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
この女性がホントに話したいのは、
自らも身体に不自由を感じながら、
認知症の夫を介護する生活の中での
今まで出来ていた事が出来なくなった夫に対する歯痒さや、
自分に対するもどかしさなどといった事なのです。
勿論、『安全で安心な住環境にしたい』
というのも本当の事です。
私は、担当のケアマネジャーでも、
施工業者でもないので、話を聞いて、
自分がアドバイスが出来る部分を
アドバイスをするだけですが、
一生懸命にノートにメモをされています。
それが、この女性の日々の暮らしの
モチベーションを保っているようにも思えます。
サービスを受ける所と愚痴が言える場所って別なのかな?
場所が別だとしても、
その別々の場所が連携できれば、
より良いサービスの提供に繋がるのに・・・。
と、この女性とのやり取りで、
また、高齢者に関わる方達の連携の必要性を感じました。
これからも、私なりの小さな努力を積み重ねることを
続けていきたいと思います。