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和色の配色で春のイメージ

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思い通りのイメージをつくるのに重要な要素となるのが「色」
それぞれの色の持つイメージと、配色によって感じるイメージがありますが、
配色によってイメージが固まることが多いようです。
そこで、ここでは、和色の配色、襲色目(かさねいろめ)をご紹介します。

島国である日本は、独自の文化が発展し、
それは色にも影響していています。
日本の伝統色で、「和色」「和の色」は、
桜色、小豆色、紺色、朱色、ネズミ色など
名前を聞いくと、だいたいどんな色か想像できるように
日常に見られるものや現象から
名付けられたものが、沢山、存在しています。

四季折々の変化を比喩表現によって
色彩として感じ取ってきた日本人が作り上げてきた配色法が
襲の色目(かさねのいろめ)です。
季節に応じた服飾のもっとも代表的なものが、
平安時代に生まれた女性の「十二単」です。
(出典:粋屋 http://www.ikiya.jp/index.html)

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昔の絹は非常に薄く裏地の色が表によく透けることも考慮して、
独特の美しい色調を作り出している襲色目(かさねいろめ)。
この配色法を使って、のイメージのお部屋づくりにお役立て下さい。