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認知症と間違えやすい病気①

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認知症であることにできるだけ早く気付き、
治療を始めることが必要だといわれていることから、
「物忘れが気になって」と受診する高齢者は増えているそうです。
しかし、この早期受診は、正しく診断してくれる医師につながらないと、
違う病気なのに誤って認知症と診断されてしまうこともあるようなのです。

今回は、認知症と間違えやすい病気の1つ
正常圧水頭症について。

この病気は、
くも膜下出血や髄膜炎、頭部外傷などが原因となって、脳に髄液がたまりすぎ、
その髄液が脳を圧迫し、徐々に認知症のような症状が現れます。
記憶障害より集中力や意欲の低下が目立ち、
小股でヨチヨチ歩いたり、Uターンがしにくくなったりするなどの歩行障害、
なかでも、足を広げて歩くようになることが特徴なのだそう。
そして、尿失禁などの症状がよく見られます。
認知症と診断された高齢者のうち、5~6%は
正常圧水頭症ではないかとの説もあるそうです。
正常圧水頭症は、手術で髄液が適切に流れるようにすることで
脳の圧迫が解消され、認知症のような症状が
劇的に改善されることが多いと言われています。
(参考 介護求人ナビ  http://www.kaigo-kyuujin.com/)
セルフチェックリストなどもありますので、
もしや?と思われる方は、参考になさって下さい。
水頭症状 → チェックリスト

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