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最後のライフステージは1.5t

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簡単にモノが手に入るようになった現代は、
家の中に多くのモノが入りやすくなっています。
赤ちゃんの時に必要な物は、
おむつ、ミルク、ベビーカー、衣類などで、
多く見積もっても30㎏程度の
その後、成長するにつれ、モノが増えていきますが、
大学に進学する頃でも、重にして200㎏、
段ボール箱に換算して約20箱くらいで、
ワゴン車1台あれば簡単に引越しができる物
それが、結婚して、家族が増えると、
また、子供の成長とともに物は増えます。
50代半ばの夫婦と子供2人の4人家族で、
にして4t、段ボール箱だと60箱くらいに。
子供が結婚して家を出ても、
実家に荷物を置いていくことが多く、モノは減りません。
配偶者との死別で、若干の遺品整理が行なわれても、
減るのは、わずか500㎏程度で、まだ3.5t分残ってしまいます。
独り暮らしになって、旅立ちの日を迎えた時に
現状では、平均で3t、段ボール箱50箱分くらいのモノを遺し、
これらの物を片付けるのは、遺族。
1日30㎏を片付けても、100日間も整理作業が必要となります。
遺族のためだけでなく、
いつ何どき介護生活を受けることになるかは予測できないので、
その時がいつ訪れてもいいように、元気なうちに居室内は
家族が声を掛け合って、手助けしながら、
ゆっくりとでも整理は続けていかれるのが望ましいと思います。
自分の荷物が、2tトラックのコンテナ車1台に全て入れる
1.5tが理想的な物量とされています。
(石見良教氏コラムより)

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