
色の基礎⑤ 配色
色相環をもとにした配色の基本的なルール。
【補色色相配色】
青と橙、赤と緑などの色相環上で向かい合う2色の組み合わせ。
この配色では、はっきりとしたコントラストが生まれるので、
何かを目立たせたい場合に使うと良い。
【分裂補色配色】
青、黄みの橙、赤みの橙の組み合わせなど、
1つの色と、その補色と隣り合う2つの色の3つの色が使われる。
この配色は、コントラストの強い色を使うけれど、
補色色相配色ほど正反対の色ではないので、
初心者向けの失敗しにくい配色。
【類似色相配色】
橙、黄みの橙、黄色など、色相環上で隣り合う3色を使う。
この配色の場合、暖色と寒色の組み合わせは避けた方が良い。
また、複数の色相を使うとうるさくなるので、
類似色の明度の違いを重視すると良い。
【3色配色】
赤、黄色、青など、色相環上で等間隔の位置にある3色を使う。
この配色もコントラストが強いが、補色色相配色よりもバランスがとれている。
1つの色をメインに使って、残りの2色でアクセントをつけると良い。
【4色配色(二重補色色相配色)】
青と橙に黄色と紫など、補色色相配色にあたる2色の組み合わせを2対で4つの色を使う。
これはバランスをとるのがもっとも難しい配色だが、
ほかのどのカラースキームよりも色のバラエティは広がる。