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短冊の色

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今日は、七夕ですね。
保育園の前などには、
可愛い願い事が書かれた短冊が
笹飾りに 沢山 つけられています。
日本に七夕の風習が広まった当初は、
おり姫さんは、「織」姫という事もあって、
機織や裁縫の象徴であったため、
「裁縫の上達を願うお祭り」だったので、
笹には、五色の糸が飾られていていました。
その後、布になり、
江戸時代に紙の短冊に変わった時に
願い事が書かれる様になったそうです。
短冊に願いが書かれる様になったのには、
書道の上達を願うという目的もあったようです。
短冊に 色の紙を使うようになったのは、
五色の糸の名残で、
赤・青・黄・白・黒の五色が正式で、
*現在では、黒の代わりに紫を使われることが多い
 五行説では、紫は黒に近い色という考えがある。
 黒に対するイメージが祝い向きでないこともある。
陰陽道の「五行説」に基づいています。
また、これらの色は、「徳」と呼ばれる
人間の正しくあるべき心構えにも対応しています。
なので、短冊に願いを書くときは、
この「徳」を意識すると、
願いが叶いやすいと言われています。

赤が表す「徳」は、「仁」で、
親や祖先への感謝を表すとういう意味があります。
なので、「両親が長生きしますように」等
赤い短冊には、「感謝」を込めた願いを。

青が表す「徳」は、「礼」で、
周囲への感謝を忘れず、
自分自身の人間力を高めていうこう
という意味があります。
なので、自分自身を磨き、
成長を願うものが適しています。

黄が表す「徳」は、「信」で、
人を信じること、大切にすることを表しています。
なので、人間関係の向上を願うものが適しています。

白が表す「徳」は、「義」で、
義務や決まり事を守る心を表しています。
なので、自分で決めた事を守り通す事に向いています。
例えば、禁酒禁煙を誓う等。

黒(紫)が表す「徳」は、「智」で、
学業などの向上を頑張る意味があります。
なので、成績アップや資格取得などに向いています。

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