
先日、グループリビングの竣工祝賀会に 行かせていただきました。
グループリビングとは、
比較的元気な高齢者が自発的に、自立支援や生活支援などを目的に、
仲間とともに一つ屋根の下で、
助け合って生活するという住み方・暮らし方を指します。
基本的に賃貸住宅で、「グループリビング」と「グループハウス」と
呼ばれて、統一はされていないが、
施設整備支援を活用したハウスは「グループリビング」としている。
NPO等のコミュニティビジネスとして運営されているので、
低廉な利用料金で、収支や活動の透明性が確保されていて、
高齢者が安心居住できる生活支援サービス等の提供の仕組みがあり、
個人の尊厳を尊重した居住者相互のコミュニティがある等の長所があります。
今回、お邪魔したところは、
広い旧家を 入居者さんのご希望に沿ってリフォームされていました。
趣味の楽器を楽しめる防音室のあるお部屋や、仕事が出来る部屋、
セミナーなどが開けるLDKなど、
6室ある個室は、部屋によって、広さも様々でしたが、
印象的には、入居者さんの要望を出来る限り取り入れ、
気持ち的にも ゆとりのある暮らしが出来るのではと思いました。
元の建物を出来るだけ いかした造りなので、
ホームエレベーターは設置されていましたが、比較的健康な方向けでした。
地域と根づき、互いのプライバシーを尊重しながらも、
家庭的な雰囲気の中で、互いに支えあう住まい方は、
独りで暮らすより、活き活きと楽しく安心して暮らせそうですね。