
先日、シニア世代の男性と お話をしていたら、
『妻は、家の中を片付けるのは、いいのだけれど、
どこに片付けたのか、よく忘れてしまうんだよ・・・。』
なんて、ボソッと こぼされてました。
奥さまは、モノを片付けて、
どこかに置いたことを忘れてしまったって事は、
ご自分で、わかってらっしゃる様なのですが、
なかなか 思い出せないのだそうです。
この様なこと 実は、
高齢者の整理収納の受講者さまから よく 聞きます。
病的な事で物忘れが起きる場合もありますが、
加齢によっても物忘れは起きます。
加齢の場合は、記憶した物をしまっておく
引き出しが中々開かないだけなのです。
引き出しの中には記憶した事が残っているので、
引き出しを開ける事さえできれば思い出せるのです。
加齢による物忘れは、正常な脳の老化。
しかし、長年 一緒に暮らしている ご夫婦であっても、
老化のスピードには個人差があります。
そこで、この男性に 『ご主人も 一緒に お片づけされたら、
奥様が、忘れた時に どこに しまったのかって ヒントが出せるので、
きっと 探し物が すぐ みつかりますよ。』と言ったら、
『そうだね! 妻に頼るだけでなく、僕もしなきゃいけないね!』
と おっしゃってました。
お互いが補い合おうと 思えるって 素敵ですよね!
仕事が忙しくて、お家のことは 奥様に 任せっ放しな方・・・
少しずつ お家のことを お手伝いされてみては いかがでしょ?^^