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デザイン性も大事だけど

人生最後のリフォームや建て替えをお考えの方もいらっしゃるかと思います。そんな方からお話を伺うと、年老いた時のために・・・とは仰って、足腰が弱った時の事を想定して、バリアフリーや手すりの取り付けなどを真っ先に考えられます。もちろん、それも、とても大切なことです。しかし・・・私はもう一つ考えていただきたい事があるのです。それは、年を重ねて、気力や体力も衰えた時のことも考えて欲しいという事です。人生最後...続きを読む >

それでは無理です

「どの部屋もモノでいっぱいで」「よし!3日で片づけちゃいましょう」なんて、子世代の方からは、よく聞かされます。が・・・「どの部屋もモノでいっぱいで」のモノがいっぱいのお部屋のいくつかは、親御さんのモノでなくて、自分の家が狭いからとか、当分、使わないから・・・・とかなんて理由で親御さんの家に運び込まれたお子さんだったり、お孫さんのモノに占領されてるってことも少なくありません。先ずは、お子さんがそれを...続きを読む >

足りていなかったこと

最近、よくお会いするAさん。会う度にイキイキしてる感じで、こちらも嬉しくなる。でも、2年ほど前のAさんは、連れ合いさんを亡くされた喪失感からか何事に対しても無気力で、何もする気が起きなかったようで、お部屋の中も乱れていました。口から出る言葉も「どうせ私なんて生い先短いから」「だって一人なんだから」「なにもやりたくない」っていうようなネガティブなことばかり。片づけをしながらお喋りをして、沢山、吐き出し...続きを読む >

心とリンク?

お家の中を整えることは、何故かしら、後回しになってしまうことが多いですが、お家の中の様子って、心とリンクしてるように思えるのです。仕事が忙しかったり、何か悩み事があったりするとお部屋の中が散らかったままに・・・ってこと、皆さんもありませんか?年齢を重ねることによる体の動きにくさや、気力や体力がもたないかったりで高齢になると、その心に抱えたものが大きくなってしまうのかな?お部屋の中が荒れてきて、誰か...続きを読む >

モノの量のイメージ

家の中の片づけを一生懸命にやったのに・・・。子世代から見ると、まだまだ、捨てられないモノが家の中に溢れかえっていると言われて・・・。ということを良く聞きます。自身がが旅立った後、お子さんが片づけるのに大きな負担がかからないように、また、自立した生活が出来なくなって施設に入ることなども想定して家の中のモノの量を減らしていくことが理想です。例えば、サービス付き高齢者向け住宅の場合、個室には、キッチン・...続きを読む >

これだけは最期まで自分でしたい

80代の女性が相談に来られた。どうしても、最期まで自分でしたいということの準備をしたいという。その最期までしたいと仰ることは、這ってでもトイレに自分で行くことなんだそうだ。トイレという空間は、排泄をおこなう場所で、究極のプライベートゾーンと私は思っている。このご婦人の仰ることは、私も思っていることでもある。誰しも思う事ではないだろうか。しかし、トイレを直せば良いということではなく日ごろの健康管理は勿...続きを読む >

悔いなくあっち行くために

いつだったか、簡単なアドバイスをした、アクティブな卒寿を過ぎた女性。いつも元気に自転車を乗り回してたのだけれど、コロナ禍になってからは、とんと、顔を見せに来てくれないなと思って案じてたら、先日、久しぶりに自転車に乗って来てくれて、「やっと歩けるようになったんで、明日、死ぬかもしれないから、お姉さんの顔を見に来たのよ。」と言って、洋服のポケットやカバンをごそごそ。あちこちから小銭入を出してかき集めた...続きを読む >

お盆に帰省したら

コロナ5類移行後初のお盆なので、ご実家に帰省される方も多いのでは?帰省は、ご両親の健康状態など、様子を直接確認できる良い機会でもありますね。「なんか変わった」と感じたら、その印象をそのまま放置しないで、対策につなげていくことが大切です。例えば、これまでは、なかったのに階段、廊下、玄関の段差など、壁に手をついて移動しているなどといったことに気がついたら、手すりの設置を提案してみたり・・・。また、ご実...続きを読む >